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Vol.63 DICOMってなに編

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・「動物病院業界IT革命への道!!」vol.59
  〜DICOMってなに?編〜
・おいしいお知らせ
・ひとこと(^o^)丿

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 こんにちは、ペットコミュニケーションズ(株)の南埜です。今年のプ
 ロ野球は新庄座長に率いられる新庄劇場でしたね。何をするにも楽し
 くなければ駄目ですね。スポーツの秋、食欲の秋、勉強の秋です。楽
 しさの輪を拡げることを意識して、精一杯がんばりましょう。
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■「動物病院業界IT革命への道!!」vol.59
  〜DICOMってなに?編〜
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ネットワークを通じて、電子カルテを院内の様々な場所からすぐに閲覧
できたり、遠隔にいる医師と、電子カルテを閲覧しながらより正確な診
断を導くことが可能になるなど、かつて夢物語で話していた事が、身近
に感じられるようになってきました。

今回は、カルテの電子化に関連する用語について調べてみましょう。

○PACS(Picture Archiving and Communication System)
 パックスと読みます。診療に伴って発生する各種医療用画像のデータ
 を、デジタルで保管・通信・検索・表示が出来るシステムのことをい
 います。

○DICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine)
 ダイコムと読みます。83年に、米国の放射線学会と電子機器工業会に
 よって制定されました。99年に旧厚生省によって医療の標準規格とし
 て正式に認められました。

 CTやMRI、内視鏡や超音波などといった、各種モダリティによる検査
 や、治療を実施する前の予約データの管理から、撮影した画像データ
 の転送、コンピュータシステムへの保存、端末からの検索、読影画面
 への表示、DVDなどの保存媒体への保管、フィルム現像装置への出力
 など、医療現場のあらゆるシーンを想定してあります。データにはヘ
 ッダー情報と画像データ本体とが含まれており、ヘッダーには患者情
 報や検査状況の情報などが記述されています。DICOM仕様は非常に膨
 大かつ複雑で、実装するには高等な技術レベル及び相当な開発リソー
 スが必要となります。

PACSのアプリケーションはそれぞれの特性を活かして開発されています。

1.WINDOWS,MAC等の標準機能を利用したアプリケーション
 
・システム開発も容易で、既存システムに組み込むことも可能となる。
 その為、会計、営業事務管理等のシステムと連動することで使い勝手
 のよいシステムとなる。
・モダリティが増えていくと、個別開発コスト、ネットワーク等システ
 ムの負荷が膨大する為、分散システム化を図る必要がある。

2.DICOMに準拠したアプリケーション

・モダリティの増加に対しては、準拠部分の統合、機器接続オプション
 以外には、システム変更は少なくなる。
・米国で開発されたソフトを流用、組込みする場合が多く、また、医療
 独自規格の為、開発コストが割高になり、初期投資が大きくなる。

上記1,2の選択にあたり、モダリティをどの程度導入するのか、モダリ
ティのバージョンアップをどの程度の頻度で行うのか、も判断基準にな
ると思います。

1999年平成11年厚生労働省「診療録等の電子媒体による保存について」
のガイドラインに基づき、「真正性」「見読性」「保存性」を満たせば
カルテの電子保存が認められるようになりました。
獣医療においても、電子カルテの重要性は益々増大していくと思われま
す。二次診療施設とのコミュニケーションにも、標準規格の必要性を感
じております。

弊社では、AhmicsV4を動物病院様の顧客満足度向上、及び医療技術向上
用のツールとして開発しておりますが、PACSシステムとしての利用も想
定し、各機器との連携システムもデリバリいたしております。また、並
行して、DICOMシステムについてもご提案いたしております。是非、弊
社営業にお問合せください。

【2006/6/30】Vol.59:X線画像と電子カルテ連動編 もご覧ください。
⇒⇒⇒ http://www.ahmics.com/mmg/20060630.asp

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★☆ひとこと☆★(南埜)
学会等への出展時に、画像連携のご質問、ご要望が多くなっていると
感じております。また、電子カルテの利用についても、積極的なご意
見もいただけております。弊社では、皆様のご意見を元に、AhmicsV4
を、定期的に機能改善を行っております。是非、弊社ブースにもお越
し頂き、機能改善のヒントをお教えいただければ幸いです。
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今回のメルマガについてのご質問等は以下のアドレスまで・・・
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PCM研究会ホームページ(コラムページ)
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弊社ホームページリンク集
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マイクロチップ推進クラブ登録動物病院一覧
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発行:ペットコミュニケーションズ(株)http://www.ahmics.com
    〒541-0048 大阪市中央区瓦町1-6-10 JPビル5F
    TEL 06-6228-0873(代) / FAX 06-6228-0872 
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