ひいらぎ動物病院様 受付オプション 訪問記
愛知県半田市にあるひいらぎ動物病院様には、2016年よりAhmicsをご導入いただいており、現在では「Web受付」や「自動受付」をはじめとする受付業務の効率化を目的とした各種オプション機能をご活用いただいております。 今回は、実際の運用状況や導入の背景についてお話を伺いました。
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～病院概要～
ひいらぎ動物病院
院長：迎 義博
〒475-0916 愛知県半田市柊町5-13-2
Tel：0569-32-2221
HP：https://hiiragi-anicli.com/
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AhmicsV4 Advanceを導入されたきっかけ
開業から徐々に患者数も増えてきたことで、駐車場や待合室の混雑が顕著になり、飼い主様の不満も多く聞こえてくるようになっていました。そこで、まずWeb受付を導入することで、来院を分散できないかと考えたのが始まりです。
さらに、紙カルテを保管する場所にも頭を悩ませるようになってきたので、電子カルテの導入を検討するようになりました。
当時は、電子カルテとWeb受付の両方を兼ね備えたソフトは多くありませんでした。まず動物病院を対象とする電子カルテを探し、さらにWeb受付も可能なソフトは？という視点で探した結果、Ahmicsにたどり着きました。
WEB受付、WEB予約オプションを使ってみて
以前から課題となっていた駐車場の混雑が緩和され、かつ待ち時間はある程度解消されたと感じていました。ですが、まだ改善すべき問題点はあり、解決策を模索していました。現在は、Web受付を済ませ、そこで発行される受付番号を必ず確認してもらい、ご自身の順番になったときに院内に居てもらえれば良いという対応に変えたことで、駐車場や待合室の混雑は大幅に改善されました。
また、当院では通常診療とは別に、午後の時間帯を活用して主に予防診療に特化した完全予約制の枠を設けていますが、こちらもWeb上で飼い主様が操作可能であり、おかげさまでご好評をいただいております。
あらかじめ処置内容が決まっている予防診療においては、時間内でのスムーズな対応が可能となり、飼い主様からの「待ち時間」への不満に上手く対応出来ているのではないかと感じています。
自動受付、待合表示を使ってみて
自動受付とは、飼い主様ご自身で診察券を自動受付機にかざすことで受付を完了させるものです。導入当初は、一部の飼い主様に戸惑いが見られたため、操作方法のご案内は必要でしたが、比較的短期間でスムーズに定着したと感じています。
スタッフにとっても、受付業務にかかる時間が大幅に削減され、業務に余裕が生まれました。「自動化＝冷たい印象」を与えてしまうのではないかという懸念もありましたが、実際にはその逆で、余裕ができたことで、飼い主様への声がけやフォローがしやすくなったと感じています。また、今では多くの場面で自動化が当たり前になってきていることもあり、飼い主様も自然と受け入れてくださっている印象です。
待合表示についても、かつては「次は誰が呼ばれるのか」といった、待合室全体に落ち着かない雰囲気がありましたが、導入後は「あとどれくらいですか？」という質問もなくなり、待合室の混雑感が大きく改善されたと思っています。
ペットコミュニケーションズ㈱に期待すること
今後は、初診票とカルテの自動連携や、電話自動対応システムなど、より人の手を介さずに完結できるサービスが増えることを望みます。加えて、タブレットでの操作が可能になることを期待します。
また、Web問診機能が実装されれば、飼い主様から事前に得られる情報の質と量を高めることができるので、診療の質向上にもつながると考えています。
今後、人口減少が進む中で、業務の自動化や効率化の重要性はますます高まっていくはずです。ペットコミュニケーションズには、これからも現場の声を丁寧に汲み取りながら、動物病院の実情に即した、より実用的で価値のあるサービスを提供し続けていただけることを期待しています。
迎先生、お忙しい中お時間いただきましてありがとうございました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
（本内容は、迎先生のご承諾を得て掲載させて頂いております。）
2025年12月取材
