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Column

山村先生コラム
■ 夢を生かそう
■ 理念は心の中にある
■ 紳士と時代
■ 人材は人財である
■ 種と畑
■ 「当たり前」はどれ


池田先生コラム
■ どうぶつの意識と気の流れ
■ どうぶつの意識II
■ 家の中で暮らすペットの病 1
■ 家の中で暮らすペットの病 2


藤田先生コラム
■ 『人生』を考える
■ 才子と愚鈍
■ 一隅を照らす
　

コラム 『夢を生かそう』
　インターネット、コンピューターやロボットの発達、そして携帯電話はメールを始めパソコン的に活用していることから、これからさらに多くのことが何でも出来るようになることが想像できます。私の子供のころに夢を与えてくれた「鉄腕アトム」も確か来年の2003年に誕生するように記憶しています。大人から子供まで夢が見られる東京ディズニーランド、ディズニーシーは一人勝ちになっています。人間が想像し、夢を見ることが現実となる現在、動物達と人間が楽しく共存することもディズニーが夢を見せてくれています。そして「ドラえもん」の人気もまだまだ続くでしょう。現実には代表的なペットロボットの「アイボ」がすでに10万匹以上飼われていますが、新世代アイボもどんどん登場してくることでしょう。ペットロボットには完全な死が無く、動物達の様にいつか最期をむかえることが無いので飼っている人の悲しみも少なくて済みます。したがって「アイボ」は犬の代役から主役に変身する時代ももしかしたら近いのかもしれません。ロボットが身近にいる生活が定着しつつある現在、動物医療にかかわる私達としてこのような想像と夢は何でしょうか。実際にはこの動物医療業界全体の人たちが共有する想像と夢を持っていれば、それに向かい現実となってくることは確かと思います。数十年前はアメリカにかなりの遅れをとっていた小動物医療も、みんなの夢と努力でその実が実るのもさほど遠くはなさそうに見えます。



夢を生かそう　ＰＣＭ研究会は、小動物医療の将来の想像と夢を共有していくことを願い、動物医療にまつわる次世代インターネットの推進と自由なコミュニケーションで創造性を発揮することを目的としています。獣医師、クライアント、業界企業とコミュニケーションをとりながら自由な発想で進んで行こうと考えています。コンピューターを自由にあやつる人、コンピューターに使われている人、使うことが出来ない人など誰でも参加できるわけです。その理由は、次世代インターネットの利用が、よりやさしく、誰でも扱え、間違いが無いようにするためには幅広い多くの意見が必要と考えているからです。研究会の内容も学術研究、症例検討、経営など多くの課題を扱っていけます。現在ＰＣＭ研究会をどのように舵取りをしていけばよいかは模索の段階ですが、時代の流れの匂いをかぎながら進めて行くように思っています。いつまでも継続して業界の重要な情報発信基地として発達していくこと、それには会員各位の一人一人の共有した想像と夢に向かった力が一丸となることが重要です。考えていることに知恵というスパイスをふりかけてよりすばらしいものに仕上げていきましょう。いずれにしても会員皆様の協力があって初めて継続できるわけです。また継続して行きながら大きな力が出せるように、継続した結果が研究会だけではなく獣医界の力となる共有の夢を生かせるように努力していきましょう。

　これからの時代を夢見ながら・・・・・・。



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